macOS ISOファイルは、仮想マシンの作成、Apple製ではないハードウェアへのmacOSのインストールテスト、起動可能なインストールメディアの作成などに必要になることがあります。ただし、AppleはmacOS ISOファイルを公式に直接ダウンロードできる形では提供していないため、オンラインで入手できるISOファイルには信頼性や安全性に問題があるものも少なくありません。
この記事では、公式ソースを重視しながら、macOS ISOファイルを入手するための安全性と実用性に配慮した方法を紹介します。iBoysoft DiskGeekerを使った、より簡単な方法についても説明します。
macOS ISOファイルは本当に必要ですか?(簡単な判断基準)
ISOファイルを使うケース:
✅ 仮想マシンでmacOSを実行する
✅ macOS以外の環境で起動可能なメディアを作成する
ISOファイルを使わないケース:
❌ MacにmacOSをインストールする(インストーラを直接使用します)
macOS ISOファイルをオンラインでダウンロードしないほうがよい理由
非公式サイトからmacOS ISOファイルをダウンロードすると便利に思えるかもしれません。しかし、システムのセキュリティや安定性に影響する深刻なリスクがあります。
- システムが改変されている可能性:非公式のISOファイルには、意図しない変更や隠しスクリプト、求めていないソフトウェアが含まれていることがあります。
- アップデートが不足している:重要なセキュリティアップデートやシステムコンポーネントが含まれておらず、古い状態または不完全なファイルになっていることがあります。
- マルウェアやセキュリティ上の脅威:ダウンロードしたファイルに悪意のあるコードが含まれていると、個人データやシステムが危険にさらされるおそれがあります。
安全性と信頼性を重視するなら、macOSはAppleの公式ソースからダウンロードするか、信頼できるツールを使って安全性に配慮しながら入手してください。
方法1(推奨):公式インストーラからmacOS ISOファイルを作成する(検証済み)
MacにmacOSインストーラアプリがすでにある場合は、ターミナルを使ってISOファイルを手動で作成できます。
- この方法が適しているのは、次の条件に当てはまる場合です。
- ✅ 必要なmacOSバージョンに対応したMacを持っている。
- ✅ ターミナルのコマンドを操作できる。
- ✅ 時間がかかったり、エラーが発生したりする可能性を許容できる。
| テスト環境 |
| 💻 デバイス:MacBook Air |
| 💿 OS:macOS Sonoma |
| 🎯 ISOの対象:macOS Sonoma |
| ⏰ 所要時間:約30分 |
基本的な流れ:
手順1:macOSの公式フルインストーラをダウンロードする
macOSのISOファイルを作成するには、まずmacOSのフルインストーラをダウンロードします。macOS High Sierra以降の場合は、App Storeから入手できます。macOS Sierra以前のバージョンでは、DMGファイルをダウンロードし、ダブルクリックして展開します。macOSインストーラが「アプリケーション」フォルダに保存されるまで進めてください。
最新のmacOS Tahoeフルインストーラはこちらからダウンロード

手順2:ターミナルで空のISOディスクイメージを作成する
次に、ブート可能なUSBインストーラを格納するための空のディスクイメージを作成します。ターミナルを開き、次のコマンドを実行してください。
hdiutil create -o /tmp/Sonoma -size 15979m -volname Sonomaiso -layout SPUD -fs HFS+J -type UDTO -attach

このコマンドを実行すると、/tmpフォルダに「Sonoma」という名前の新しいディスクイメージが作成されます。容量は15,979 MB、ファイルシステムはMac OS Extended (Journaled)で、CD/DVD用のISOを作成できる形式です。

別のmacOSのISOファイルを作成する場合は、「Sonoma」を目的のシステム名に変更してください。
手順3:ブート可能なmacOSインストーラを作成する
ISOファイルをブート可能にするには、macOSのフルインストーラをブート可能なコピーに変換する必要があります。使用しているmacOSバージョンに対応するコマンドをコピーして、ターミナルで実行してください。

sudo /Applications/Install\ macOS\ Golden\ Gate.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/ISOsudo /Applications/Install\ macOS\ Tahoe.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/ISOsudo /Applications/Install\ macOS\ Sequoia.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/ISOsudo /Applications/Install\ macOS\ Sonoma.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/ISO sudo /Applications/Install\ macOS\ Ventura.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/ISOsudo /Applications/Install\ macOS\ Monterey.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/ISOsudo /Applications/Install\ macOS\ Big\ Sur.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/ISOsudo /Applications/Install\ macOS\ Catalina.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/ISOsudo /Applications/Install\ macOS\ Mojave.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/ISOsudo /Applications/Install\ macOS\ High\ Sierra.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/ISO
sudo /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/ISO --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app
このコマンドは管理者権限で実行されるため、アカウントのログインパスワードが必要です。正しいパスワードを入力してください。入力中の文字は画面に表示されません。入力後、Enterキーを押して実行します。
手順4:ディスクイメージをマウント解除してISOに変換する
macOSのインストールメディアを作成したら、マウントを解除し、次のコマンドで.cdr形式から.iso形式に変換します(Sonomaの部分は使用するmacOSのバージョン名に置き換えてください)。
hdiutil detach -force /Volumes/Install\ macOS\ Sonoma
mv /tmp/Sonoma.cdr ~/Desktop/Sonoma.iso

手順5:仮想マシンでISOをテストする
ISOファイルを作成した後、MacBook Air上のVMware Fusionでテストしました。エラーは発生せず、正常に起動しました。

⚠️ この方法はエラーが発生しやすいため、経験の浅いユーザーにはおすすめしません。
よくあるエラーと対処法(実際の事例)
| エラー | 原因 | 対処方法 |
|---|---|---|
| resource busy | ボリュームがマウント解除されていない | hdiutil detachを使用する |
| command not found | パスが正しくない | ファイルをターミナルにドラッグ&ドロップする |
| boot failure | ISOが破損している | 変換を再実行する |
方法2:GUIツールを使った簡単な手順(初心者向け)
- この方法が適しているケース:
- ✅ ターミナルを使った経験がない
- ✅ Appleの公式配布チャンネルを利用したい
- ✅ 破損または改変されたインストーラのリスクを避けたい
- ✅ WindowsとmacOSのいずれかを使用している
- ✅ 手動で行う手順を減らしたい
Windows PCまたはMacでmacOS ISOファイルをより少ない手順で直接ダウンロードしたい場合は、iBoysoft DiskGeekerが役立ちます。
このツールでできること:
- AppleのサーバーからmacOSインストーラを直接ダウンロードする。
- 複数のmacOSバージョンから選択する。
- 破損したISOや安全性が確認できないサードパーティ製ISOの利用を避ける。
- macOS ISOファイルをダウンロードし、macOS起動可能USBインストーラを作成する。
このツールでダウンロードできるmacOSバージョン:
適切なmacOSバージョンは、使用するハードウェア、互換性の要件、用途によって異なります。下表を目安としてご利用ください。
| macOSバージョン | リリース年 | 用途 | 備考 |
|---|---|---|---|
| macOS Golden Gate | 2026 | 最新環境のテストと仮想マシン | 最先端のバージョンですが、互換性に問題が生じる可能性があります |
| macOS Tahoe | 2025 | 最新の仮想マシン環境でのテスト | 互換性に問題が生じる可能性があります |
| macOS Sequoia | 2024 | 最新の仮想マシン環境でのテスト | 互換性に問題が生じる可能性があります |
| macOS Sonoma | 2023 | 安定した最新環境での利用 | 多くのユーザーにとって標準的な選択肢です |
| macOS Ventura | 2022 | 幅広い互換性 | パフォーマンスとサポートのバランスに優れています |
| macOS Monterey | 2021 | 旧式の仮想マシン環境 | 安定性と信頼性に優れています |
| macOS Big Sur | 2020 | Intel MacとAppleシリコンMac | Appleシリコンに対応した最初のバージョンです |
| macOS Catalina | 2019 | 旧バージョンのソフトウェアの利用 | 32ビットアプリには対応していません |
| macOS Mojave | 2018 | 旧型Mac | 32ビットアプリに対応する最後のバージョンです |
| macOS High Sierra | 2017 | 旧型Mac | 非常に古いハードウェアに適しています |
| macOS Sierra | 2016 | 旧型Mac | 基本的な機能のみ利用できます |
| OS X Mavericks | 2015 | 旧型Mac | レガシー用途に限られます |
| OS X Mavericks | 2014 | 旧型Mac | レガシー用途に限られます |
| OS X Lion | 2013 | 旧型Mac | 非常に古いバージョンです |
| OS X El Capitan | 2012 | 旧型Mac | 安定していますが、サポートが終了しています |
| OS X Yosemite | 2011 | 旧型Mac | サポートが終了しています |
| Mac OS X Snow Leopard | 2010 | 旧型Mac | 非常に古く、サポートされていません |
ヒント: 迷った場合は、安定性、互換性、最新機能のバランスに優れたmacOS Sonomaを選ぶとよいでしょう。
WindowsでmacOS ISOをダウンロードする
Windows PCでは、指定したmacOSのISOファイルを直接ダウンロードし、仮想マシンでの利用、PCへのmacOSのインストール、またはWindowsでmacOSの起動可能なインストーラを作成する際に使用できます。
手順1:iBoysoft DiskGeeker for Windowsをダウンロードしてインストールし、起動します。
手順2:Download and create boot disk > Download macOS system imageの順に開きます。

手順3:必要なmacOSのバージョンを選択し、Getをクリックします。

手順4:.iso形式を選択します。

手順5:Mac OSのISOファイルを任意の場所に保存します。

補足:macOSの起動可能なUSBインストーラが必要な場合は、手順2でCreate macOS USB installerを選択してください。
このツールを共有して、ほかのユーザーにも役立ててもらいましょう。
MacでmacOS ISOをダウンロードする
Macでは、仮想マシンや展開に使用するmacOSインストーラをダウンロードできます。次の手順で操作してください。
手順1:iBoysoft DiskGeeker for Macを無料でダウンロードして起動します。
手順2:Download Imageをクリックします。

手順3:希望するmacOSのバージョンを選択し、Getをクリックします。
手順4:ISO形式を選択し、ISOファイルのダウンロード方法を選びます。

*高速ダウンロード:より速くダウンロードできますが、一時的に多くのキャッシュ容量を使用します。ISOファイルのダウンロードが完了すると、この容量は解放されます。
*バックアップダウンロード:通常の速度でダウンロードします。
手順5:ISOイメージの保存先を指定します。

このツールを共有して、macOS、OS X、またはMac OS XのISOファイルを必要とするユーザーに役立ててもらいましょう。
まとめ
macOSのISOファイルが必要な場合は、Macで公式のmacOSインストーラをダウンロードし、適切な方法で変換するのが安全です。一方、Windows PCしか利用できない場合は、信頼できるツールを使って直接ダウンロードする方法もあります。
iBoysoft DiskGeekerは、第三者による安全性が確認できないダウンロードを避けながら、macOSインストーラに直接アクセスできるようにして、この作業を簡略化します。複数のmacOSバージョンに対応し、手作業によるミスを減らしながら、システムの整合性を保ちやすくします。初心者から専門家まで、macOS ISOのダウンロードを始める際の選択肢の一つとして利用できます。
各バージョンのmacOS ISOファイルについて詳しく知りたい場合は、以下のガイドをご覧ください。
VMwareまたはVirtualBox用のmacOS Sonoma ISOファイルをダウンロード・作成する
VMwareまたはVirtualBox用のmacOS Ventura ISOファイルをダウンロード・作成する
VirtualBox/VMware用のmacOS Monterey ISOファイルをダウンロード・作成する
VirtualBox/VMware用のmacOS Big Sur ISOファイルをダウンロード・作成する
VirtualBox/VMware用のmacOS Catalina ISOファイルをダウンロード・作成する
VirtualBox/VMware用のmacOS High Sierra ISOファイルをダウンロード・作成する
👉 macOSファイルは、ほかの形式でも入手できます。 macOSのインストーラ、DMG、ISOファイルをダウンロードする。macOS DMGファイルについては、macOS DMGダウンロードセンターをご覧ください。
よくある質問
- QAppleからmacOSのISOファイルを直接ダウンロードできますか?
-
A
いいえ。AppleはISOファイルを公式には提供していません。配布しているのは、インストーラアプリ、DMG、PKGファイルのみです。
- QmacOSのISOファイルを作成することは合法ですか?
-
A
Apple公式のインストーラから個人利用目的でISOファイルを作成することは、一般的にAppleのライセンス条項で認められています。
- QiBoysoft DiskGeekerで古いmacOSのバージョンをダウンロードできますか?
-
A
はい。Appleがインストーラを提供している場合、DiskGeekerは対応するバージョンを自動的に取得できます。
- QISOが起動しないのはなぜですか?
-
A
主な原因は次のとおりです。
﹒ISOファイルが破損している
﹒イメージ形式が正しくない
﹒起動モードが適切でない(UEFIとBIOSの不一致)
﹒USBの作成方法に問題がある
﹒ハードウェアまたは仮想マシンの設定に互換性がない
より高度な対処法を試す前に、まずこれらの基本項目を確認してください。
