LinuxやmacOSにおけるpwdコマンドとは?使い方を解説

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概要: pwdコマンドは、Unix系のLinuxやmacOSで非常によく使われる基本コマンドの一つです。この記事ではpwdコマンドの役割や、lsコマンドとの違い、具体的な使用例について分かりやすく解説します。

summary-pwd-command

LinuxやmacOSでファイルシステムを操作する際、ターミナルで自分が現在どのディレクトリにいるか把握することは非常に重要です。そこで活用されるのがpwdコマンドです。

この記事では、pwdコマンドの機能や、LinuxおよびMacでの基本的な使い方を詳しく紹介します。

Linuxのpwdコマンドとは?

pwdコマンドは、LinuxやmacOSのターミナルでよく利用されるコマンドです。これは「print working directory(作業中のディレクトリを表示)」の略で、現在作業しているディレクトリの絶対パスを表示します。pwdと入力してEnterを押すと、現在自分がいるディレクトリのフルパスが表示されます。

複数のディレクトリを移動した後など、ファイル操作をする際に現在位置を確認したい場面で便利です。これにより、誤操作のリスクを減らすことができます。

内部的には、pwdは現在のシェルセッションの環境情報を読み取り、作業ディレクトリの絶対パスを返します。cdコマンドで何度ディレクトリを移動しても、pwdを使えば正確な場所が分かります。pwd自体はシステムに変更を加えることはなく、現在地を確認するためのコマンドです。

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pwdコマンドの使用例

pwdコマンドの基本的な使い方は、自分がいるディレクトリを確認したいときです。ターミナルを開いた直後や、cdコマンドで複数のディレクトリを移動した後にpwdと入力すると、現在の作業ディレクトリ(フルパス)が表示されます。これにより、正しいディレクトリで操作しているかを常に確認できます。

例えば、現在のディレクトリにファイルをコピーしたい場合は、$(pwd)を利用して動的にパスを取得できます。これはスクリプトや複雑なコマンドでパス指定が必要な場面で特に便利です。

cp ~/Documents/file.txt $(pwd)

また、スクリプトの中でpwdを使うことで、そのスクリプトがどのディレクトリから実行されているかを確認したり、ログ出力の際にパス情報を残したりすることができます。

#! /bin/bash
echo "This script is running from: $(pwd)"

さらに、リモートサーバーへログインした際などには、最初にpwdを実行してログイン直後のディレクトリを素早く確認するといった使い方も可能です。

ssh user@remote-server 'pwd'

lsとpwdの違いとは?

pwdとlsコマンドは、LinuxやmacOSなどのUnix系システムでよく使われる代表的なターミナルコマンドです。どちらもファイルやディレクトリを変更せず、情報を表示するための“参照系コマンド”ですが、それぞれ役割と表示する内容が異なります。

ターミナルでpwdと入力してEnterを押すと、現在作業中のディレクトリ(カレントディレクトリ)の絶対パスが表示されます。複数のフォルダを移動したあと、自分が今どこにいるか確認したいときに便利です。

一方ls(リストの略)は、カレントディレクトリまたは指定したディレクトリ内にあるファイルやサブフォルダを一覧で表示するためのコマンドです。中身を確認したり、隠しファイルを含めて表示したりするのに使います。

要約すると、pwdは「今いる場所(ディレクトリ)を知る」コマンド、lsは「そのディレクトリの中身を見る」コマンドです。この2つを組み合わせて使うことで、現在地とフォルダの内容を簡単に把握できます。

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